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木材塗料ブライワックスとワトコオイルの違いは?徹底比較してみた

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DIYで使う木材塗料といえば、ワトコオイルやブライワックスが有名ですよね。

でも、「いったいどっちを選べばいいの?」と、悩みませんか?

そこで、ワトコオイルとブライワックスのどちらも購入し、木材に塗装し比較してみました。

色の付き方や、乾燥までの時間など、違いについても詳しくご紹介しているので参考にしていただけたら嬉しいです。

ブライワックスジャコビアンの特徴

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DIYをする人たちから絶大な人気をもつ、ブライワックス。

なんと、英国王室からも愛されているワックスです。

このブライワックスは、自然から作られた「蜜ろう」が主な成分なので、安心して使うことができます。

1つあれば、木材の保護からツヤ出し、着色までできるので、面倒な工程が減り、DIYの楽しさを引き出してくれる木材塗料です。

ポイント
  • DIYをする人たちから絶大な人気
  • カラーバリエーションが豊富
  • 15分から30分で乾燥するので早い
  • 木材の保護とツヤ出しもできるので面倒な工程が減る
  • ツヤツヤの仕上がり
  • こってりとしたテクスチャー
  • 臭いが強い

私は楽天の「ペンキ屋モリエン」さんで購入したのですが、梱包も丁寧で、塗装方法や注意事項などが詳しく書かれた紙を同封してくれました。(必要か不要か選べる)

ブライワックスを塗装するのに必要な道具は?

ブライワックスで木材を塗装するのに必要な道具は、

  1. ウエス(ボロ布) 2枚
  2. 紙やすり(私は240番)
  3. たわしやブラシ
  4. 木材
  5. ブライワックス

の5つです。

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塗装に関係のないさしがね(サンデーカーペンター)は、ブライワックスの蓋を開けるときに便利です。

さしがねの端をブライワックスの蓋に引っ掛けて開けると、スポンと簡単に取ることができます。

他にも、DIYをするときに長さを測ったり、線を引いたりするときにも便利なので、1つあると重宝します。

しかも、¥290で安かったです。

左上に写っているのがブライワックスで、その下にあるのがブラシです。

ブライワックスの塗装方法

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ブライワックスを購入したショップ「ペンキ屋モリエン」さんが同封してくれた紙に、詳しく塗装方法が記載されていました。

ブライワックスの塗装方法は、以下の5ステップです。

  1. 表面のほこりや汚れを拭く
  2. やすりでツルツルになるまで磨く
  3. ウエスでブライワックスを塗る
  4. 15分から30分後たわしやブラシで磨く
  5. 綺麗なウエス(布)で拭きあげる

缶を開けても臭いが分からなかったため、鼻を近づけて嗅いでみると強烈な臭いでした。

塗り始めると、ワトコオイルよりも匂いが強く、ペンキのような…シンナーのような香りがしました。

ブライワックスを使うときに注意すること

  • 気温が20度以上になると液体化します。
  • 樹の種類によって色の付き方か異なるため、塗装前は目立たない部分で着色のテストを事前に行ってください。
  • 吸入は有害です。使用中・乾燥中は最大限の換気をしてください。
  • 強可燃性です。作業中は火気や高温のものを絶対に近づかないでください。
  • 塗料の付いたスポンジや布類は自然発火を起こす可能性がありますので、水につけてから破棄をしてください。
  • 皮膚や目につかないよう十分ご注意ください。もしついてしまった場合は大量の水と石鹸、または適切な洗浄剤で洗い流してください。
  • もし飲み込んでしまった時は、早急に医師に本商品を見せ指示を仰いでください。

と書かれていました。

ブライワックスもワトコオイルもどちらも可燃性があるため、水につけてウエスを捨てるのを忘れないようにしてください。

ワトコオイルの特徴

ワトコオイルは「オイルフィニッシュ=木目を残したまま仕上げる」できるのが大きな特徴です。

例えば、テーブルの天板など木材の木目を活かしたいときに、ワトコオイルは大活躍します。

亜麻仁油が主成分の「浸透性塗料」で、塗装後は木の内部にゆっくりゆっくりと浸透していきます。

そのため、乾燥には時間がかかってしまいます。

お家の湿度を調整してくれる効果があるところが、個人的にとても好きなポイントです。

サラサラの液体のようなテクスチャーで、伸びもよく、塗る範囲が大きくてもスルスルと塗ることが可能です。

ホームセンターに売られていることが多く、比較的手に入りやすい塗料なので、もしDIYの途中でワトコオイルが無くなってしまっても、すぐに買いに行けるメリットがあります。

ポイント
  • 木目を残した塗装ができる
  • 乾燥に時間がかかる
  • 調湿効果がある
  • ツヤのない仕上がりでツヤ出しするにはウェット研磨が必要(後述します)
  • 手に入りやすい

ワトコオイルを塗装するのに必要な道具は?

ブライワックスで木材を塗装するのに必要な道具は、

  1. ウエス(ボロ布) 2枚
  2. 紙やすり(240番)
  3. 耐水ペーパー(400番)
  4. たわしやブラシ
  5. 木材
  6. ワトコオイル

の6つです。

ワトコオイルの塗装方法

ワトコオイルの塗装方法は、以下の7ステップです。

  1. 表面のほこりや汚れを拭く
  2. 240番以上のやすりでツルツルになるまで磨く
  3. ウエスやハケで塗装する
  4. 15分から30分後に表面に浮き出た塗料を拭く
  5. 1時間後再び塗料を塗る(薄めに)
  6. 240~400番の耐水ペーパーで表面が塗れた状態で研磨する(※ウエット研磨)
  7. 綺麗なウエス(布)で拭きあげる

ワトコオイルを使うときに注意すること

  • 塗装し、完全に乾燥した時点では無害なものになります。
  • 引火性の液体で有機溶剤中毒の恐れがあります。
  • 火気のあるところでは使用しないでください。(危険物第四類第二石油類危険等級Ⅲに該当)
  • 塗装中、乾燥中は換気を良くし、蒸気を吸い込まないようにしてください。
  • 出来るだけ皮膚に触れないようにし、必要に応じて有機ガス用防毒マスクまたは、送気マスクを付け、保護手袋、前掛け等を着用してください。
  • 塗料の付着したウエス(布)等は、廃棄するまでは必ず水に浸けておいてください。
  • 取り扱い後は、手洗い及びうがいを十分に行ってください。
  • 保管時はふたを完全に閉め、40度以下の環境で補完してください。
  • 子供の手の届かない所に保管してください。
  • 容器は中身を使いきってから廃棄してください。
  • 容器や塗料を河川や下水道に、そのまま捨てないでください。
  • 目に入った場合は、多量の水で洗い、出来るだけ早く医師の診断を受けてください。
  • 蒸気を吸い込んで気分が悪くなった場合には、空気の清浄な場所で安静にし、必要に応じて医師の診断を受けてください。
  • 誤って飲み込んだ場合には、できるだけ早く医師の診察を受けてください。

ブライワックスもワトコオイルもどちらも可燃性があるため、水につけてウエスを捨てるのを忘れないようにしてください。

ブライワックスとワトコオイル 塗装の比較

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(左がワトコオイルダークウォルナット、右がブライワックスジャコビアンです。)

どちらもSPF材に塗っています。比較してみると全然違いますね。

色の濃さはそれほど変わりませんが、木目の出方がブライワックスの方が綺麗に出ています。

臭いは強烈なのですが、ブライワックスジャコビアンの色本当に素敵です。

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ブライワックスジャコビアンで塗装した木をブラシでしっかりと磨きます。

ここで磨きが足りないと色移りの原因になるそうなので、しっかりと磨きます。

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しばらく乾燥させた画像がこちらです。

 ブライワックスとワトコオイルの違いは?

ブライワックスとワトコオイルの違いを表にまとめました。

ブライワックスワトコオイル
内容量400ml200ml・1L・3.6L・16L
価格3,300円1,595円・4,070円・10,747円・40,051円
乾燥時間約15分〜30分24時間以上
カラーアンティーク・ブラウン
アンティーク・マホガニー
アンティーク・パイン
クリア
ダーク・オーク
ハニー
ジャコビアン
ミディアム・ブラウン
オールド・パイン
ラスティック・パイン
スパニッシュ・マホガニー
チーク
チューダー・オーク
ウォルナット
ナチュラル(クリア)
ホワイト
チェリー
マホガニー
エボニー
ドリフトウッド
ミディアムウォルナット
ダークウォルナット
テクスチャーこってりサラサラ
ツヤ感
特徴テクスチャーが固く伸びが悪い
手につくとなかなか取れない
臭いがワトコオイルより強烈
色味が素晴らしい
乾燥がとても早い
伸びが良いので少量で塗れる
手についても洗えば落ちる
スーッと短時間で塗れる
臭いは換気しても臭う
完全に乾くまで24時間かかる

ワトコオイルはスーッと伸びるようにスルスル塗れて簡単に塗装でき、ブライワックスは固くて塗りにくいですが、木目が綺麗に出て最高の仕上がりでした。

初めてブライワックスを使用しましたが、ブライワックスの色味が素晴らしいのに驚きました。

ワトコオイルよりも木目が綺麗に出ています。

更に、ブライワックスは乾燥が早いのが助かります。

ワトコオイルは乾燥に1日待つ必要がありますが、ブライワックスは15分から30分で乾燥するため、すぐに次の作業を始めることができます。

まとめ

こうやって比べてみると、乾燥時間や、テクスチャー、カラーバリエーションなど、色々な違いがあることが分かりました。

あとは、あなたのお好きな方に合わせて、使ってみていただけたら嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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びわ

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長崎に住んで23年。長崎ブログ「長崎ところぐ」の運営者。おしゃれで美味しいカフェランチをメインに紹介しています。長崎以外に住んでいる方にも「1度は長崎に行ってみたい!」そう思ってもらえるように、頑張ります!

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2 件のコメント

  1. 早速比較記事アップしてて凄いです!そして木目の感じがしっかり出ているので、ワトコオイルよりも見た目が良い感じですね!手に付いたら落ちにくいのは厄介そうですが、乾燥が早いのはいい事ですね!
    それとオービタルサンダーは持ってますが、家の中でやったら粉塵が凄い事になるので、ベランダとかでやるのがおすすめですよ(音がちょっと煩いですが…。煩いのは安物だからかもです。)粉塵を吸い込む用の吸引する穴があるはずなので、掃除機を同時に使えば粉塵が舞い上がらなくて済むみたいです!
    長文失礼しました!

  2. furutakeさんがリクエストしてくださったので、朝から気合い入れて塗装してブログにアップしました笑 ワトコオイルのみを使用していたので、ブライワックスの乾きの早さにはビックリしました!
    オービタルサンダーがDIY向きみたいなので、私もオービタルサンダーが欲しいのですが、やはり粉塵を吸い込む機能付きのサンダーがいいのですね!とても参考になります( ; ; )そんなに粉塵舞い上がるんですね。ベランダでしたいところですが、大きい蜂がベランダ大好きでよく遊びに来るので、ベランダ怖くて出れません(どうでもいい)自宅の駐車場ですることにしました!(まず購入しないとですよね笑)本当にありがとうございます♥︎

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