こんにちは!びわ(@diymp)です。
この記事では、テレビを壁掛けにするDIYをしていきたいと思います。
テレビを壁掛けにしたい!
でも、いったい何からやったらいいの?
そんなあなたに、このページでは、テレビを壁掛けにするための準備や取り付け方法をご紹介していきます。
DIY初心者の私でも、苦戦しつつもテレビを壁掛けにすることができました。
DIY初心者の目線で「ここが難しかった!」などのポイントも載せているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
テレビを壁掛けにするに用意するもの
では早速ですが、テレビを壁掛けにするために、用意するものをご紹介します。
- テレビに合う「壁掛け金具」を用意する
- 「ディアウォール」を用意する
- ディアウォールにはめる「木材」を用意する
- 木材を塗装する場合は「紙やすり」と「塗料」を用意する
- ドライバーを用意する
最低これだけ用意できたら、テレビを壁掛けに出来ます。
ディアウォール用の木材を用意するときは、あらかじめ天井までの高さを予め測っておき、ホームセンターへ行くとスムーズです。
このディアウォール用の木材は、テレビを壁掛けにする柱に使います。
テレビを壁掛けにするためにテレビに合った金具を用意する
DIYに目覚めるまでは、「テレビを壁掛けするなんて自分には出来るわけない…」と思って、諦めていました。
しかし、「壁掛け出来ないテレビ 壁掛けにする」「DIY テレビ 壁掛け」などと検索していたら、なんとテレビに合った金具を購入すればテレビを壁掛けに出来ることを知り、ちょっとチャレンジしてみようと思ったんです。
私のテレビは「SHARP AQUOS LC-52W9」という種類なので、ネットで「LC-52W9 壁掛け 金具」と検索し、適合する下の金具を購入しました。
ついに届きました!(床が傷んでいるのはごめんなさい。)
私なら1人で出来ると自信がありましたが、金具が予想以上に重くて驚きました。
木材とディアウォールで作った柱に、この金具を支えながらネジを留めていくのを想像すると、正直1人では厳しいかも…と不安に。
1人でやるのが目標なので、いざ挑戦してみたのですが、1人で支えながらネジ留めはやっぱり不可能でした。
そこで、私は父を助っ人で呼びました。
金具自体も重いのでネジ留めの最中に腕が痛くなる可能性があります。
出来れば男の人に手伝ってもらいながら作業することをオススメします。
びわ
本当に重いから無理して足に落としたら大変なので、無理しないねでね!
テレビを壁掛けしたいけれど、壁にそのまま穴を開けたりするのが嫌!というかた必見です!
テレビに合った壁掛け金具を探すには?
▽ テレビ壁掛けショップ本店でお使いのテレビの壁掛け金具を検索できます。
(テレビ壁掛けショップ本店 さんの公式ページより)
テレビ壁掛けショップ本店からご自分に合った壁掛け金具を探すことが出来ます。
テレビ壁掛けショップ本店から、あなたが使っているテレビに合う壁掛け金具を簡単に探すことができますよ。
お使いのテレビに合った壁掛け金具を準備するのが1番大切なので、まずは調べてみてください。
ディアウォールを使い柱を作れば壁に傷はつかない
ディアウォールという道具使うと、壁に穴を開けずに柱を作ることが出来るので、その柱を使ってテレビを壁掛けにしていきます。
ディアウォールのカラーバリエーションは、
- 黒
- 白
- ダークブラウン
- ライトブラウン
の全部で4色あります。
お好きな色や、お部屋のインテリアに合うカラーを選ぶと目立ちにくくなりますよ。
私の住む自宅付近のホームセンターには、黒と白とダークブラウンはありましたが、ライトブラウンは1つもありませんでした。
お好きなカラーがホームセンターになかったら、Amazonや楽天で購入してください。
△ この写真のディアウォールは、ダークブラウンです。
黒にするか迷いましたが、ダークブラウンにしました。
ディアウォールで柱を作ることで、そこに木材を横に並べてネジ留めすると板壁風になります。
テレビの後ろがお洒落に変身するので非常にオススメです。照明などをつけるのもオススメですよ。
ディアウォールに使う2×4材とは?1×4材との違いは?どこで買うの?
ディアウォールにはめて柱にする木材は「2×4材(ツーバイフォー材)」です。
私は近所のホームセンターにて購入しました。
私が住んでいる所は非常に田舎なのですが、田舎のホームセンターでもDIYするのに十分なくらい種類豊富な工具や木材などが売られています。
びわ
小さなホームセンターにも2×4材は売ってありましたので、手に入れやすい木材だと思います。
実は、2×4材はアメリカの建築によく使われる木材で、サイズが2インチ×4インチなので、2×4材と呼ばれるようになったんだとか。
1インチが25.4mmですが、加工などするため少し小さくなり、38mm×89mmのサイズの木材がツーバイフォーになるわけですね。
ちなみに1×材もあるそうです。そして1×4材もあり、ワンバイフォーと呼ぶそうです。
2×4の木材の種類でよく見ることが多いのがSPFという木材ですが、SPFとは、
- Sがトウヒ
- Pがパイン
- Fがモミ
だそうです。
びわ
近所のホームセンターではSPFではなく、ホワイトウッドと書かれていました。
ホワイトウッドは、少し白くて綺麗な木材です。
ただ1つデメリットがあって、ヤニツボという穴のような所から、ベトベトした液体が出てくること。
すぐに落ちるなら問題ないのですが、ちょっと当たるだけでもベッタリと付きなかなか取れなくなります。
今回は全てホワイトウッドを使用していますが、ベトベトが嫌いなかたは杉材がオススメです。
このホワイトウッドにディアウォールをはめて、柱にします。
ディアウォール用木材のカットする長さはどれくらい?
一般的にはディアウォールにはめる木材は-40mmから-45mm短めにカットします。
私の場合は、
- 天井までの高さが2390mm
- ホームセンターで木材を2365mmにカット
にしました。
私の自宅の床から天井までの高さを測ると2390mm。
ディアウォールをはめるため、少し短く2365mmにホームセンターでカットしてもらいました。
ネットで調べると45mmより40mmにカットしたほうが、ガッチリはまるそう。
私はガッチガチにしたいために2365mmにカットしてもらいました。
びわ
今気づいたのですが、私は25mmしかカットしてないですね。
後から柱を立てるのに非常に苦労したので、-40mmはきちんとカットすることをオススメします!
反りやねじれの少ない木材を選びましょう。
あと、ホームセンターで木材を購入すると、運ぶのがとても大変でした。
私は自宅の2階でDIYしているのですが、木材を持って階段を上がらなくてはいけないので、ヘトヘト。
2365mmもある長い木材を1人で運ぶと、重すぎてあちこちぶつけてしまいました。
もし手伝ってもらえる人がいたら、一緒に運んでもらってください。
びわ
ネットで木材を購入したら、自宅まで届けてくれますよ〜♪
木材にやすりがけをやっていきます
ヤスリがけをしてツルツルにしていきます。
ヤスリがけを丁寧に行うと、完成した後もツルツル。思わず触ってしまう程の手触りになります。
高さが不安なので上下はこれでもかというくらいヤスリがけをしました。
ズボンが木くずだらけになりました!汚れても良い洋服でするのをオススメします。
−25mmしかカットしていないため、不安なので塗装する前に一度ディアウォールで立ててみます。
ギッチギチで止めにくく苦戦しましたが、なんとか柱になりました。
−40mmにカットしても、ダンボールなどをディアウォールと木材の間に挟めば調整出来ますし、調整するための道具も入っていますので、−25mmカットはおすすめしません。
強度はとても凄そうですが、柱を立てるときにとても苦戦します!
こんなに汚してしまいました。(ジーパンは作業すると汚れが目立ちます)
テレビを壁掛けにするまでの工程
テレビを壁掛けの工程を書いていきます。今までのDIYで1番苦戦しました。
テレビを壁掛けにする流れは、
- ディアウォールで柱を立てる
- ブラケットという金具をテレビに取り付ける
- 柱に壁掛け金具を取り付ける
- カバーを付ける
- 水平かどうかの最終チェックをする
- ブラケットと壁掛け金具を引っ掛ける
- 固定するためのネジを留める
このような感じです。
1.ディアウォールで柱を立てる
ディアウォールをカットするのを天井ギリギリにしてしまったため、柱を立てるのに1時間ほどかかりました。
壁掛け金具を設置する幅に合わせて、きちんと柱を立てなければならないので、微調整が本当に難しかったです。
ディアウォールで柱を建てるには、
- STEP
はめる
すぽっとディアウォールを木材の端と端に1つずつ取り付けます。
- STEP
建てる
ディアウォールをはめたら、柱を建てたい場所に上部からはめていきます。その後、下部をずらしながらはめて固定します。
の2ステップだけです。
私の場合は、木材を-25mmしかカットしていなかったので、かなり力が必要でした。
一度はめてしまったらもう動かせないような状況です。
2.ブラケットをテレビに取り付ける
▽ この金具をブラケットと呼ぶそうです。
テレビ側につけるブラケットという金具は、テレビの後ろに出っ張りがある場合、スペーサーという部品を使いネジで留めていきます。
私の家のテレビは後ろにボコっと出っ張りがありましたので、スペーサーを使用しました。
なるべく1人でやるのが目標なので、先にテレビにブラケットを取り付けます。
そして次に、テレビの足を外す必要があるのですが、まず1人で足のネジを外してから、2人がかりで足を抜きました。
3.柱に壁掛け金具を取り付ける
柱に壁掛け金具を取り付ける作業が1番苦戦しました。
1人が支えながら、水平器を見て水平にしつつ高さなどの位置を決めて、もう1人がドリルドライバーで下穴をあけて、ネジを留めるという作業です。
金具が重いので、支えてくれている父のために早くネジを留めなければと、ドリルドライバー初心者の私は、ドリルドライバーの中にドリルビットが入りこんでしまったり、下に落としてしまったり、パニック状態になりました。
壁掛け金具を支えている父も、金具が重すぎるので長くは持っていられず、一度降ろして再び支えるのを繰り返して、私は急いで柱に壁掛け金具を取り付けていったのですが、とても大変な作業でした。
普通のドライバーでネジを留めようとしても、ネジ山が取れてしまいそうなほど、固くて留めることが出来ません。
ドリルドライバーを使っても、なかなかスーッとは留まってくれずに、ネジを留めるだけでも1時間程かかりました。
びわ
もうできない〜!うまくできない〜〜〜!!!
と、キィ〜っとなりながら、「もうネジが折れてもいいや!」という勢いで、強くドライバー押し当ててやっててみると、まるで工事現場のような大きな音をたてて、なんとか留まりました。
上の画像の水平器見ると、水平ではないことにお気づきかもしれませんが、こんなに必死で留めたにもかかわらず傾いていました。
後から微調整できるタイプの壁掛け金具で助かりました。
最後にはまっすぐ設置出来ましたが、ネジ留めするだけでも難しいのに真っ直ぐ水平に!なんて初心者にはとても難しかったです。
壁掛け金具を柱に取り付け、その後に上の画像のようにボルトをレンチで緩めると微調整が可能でした。
4.テレビと柱の金具を引っける
テレビにブラケットという壁掛け用の金具を取り付け、柱にアームなどのついた壁掛け金具を取り付けたら、テレビの金具と柱の金具を引っかけます。
最後に固定するためのネジを留めて完成です。(ネジ留めも苦戦しました)
△ 矢印の部分のネジ留めだけはきちんとテレビの金具と柱の金具をギッチリ固定するように留めてください!
テレビ壁掛けDIY【完成しました!】
テレビの裏が埃まみれなので、掃除しながらの作業でした。
10時からDIYを始めて12時には終わったので、約2時間ほどで出来るのですが、内容がハードなので動けないくらいヘトヘトです。
ディアウォールの柱とテレビとの間は、大体10cmくらいです。
壁掛け金具を購入する前、説明書きには「柱とテレビとの間は5センチほど」と書かれていたので、それでも結構幅あるなぁと思っていましたが、実際目の前で見てみると10cmもありそうな幅ですが全く気になりませんでした。
壁掛けに出来た感動で、胸がジーンとします。難しかったからこそ、ジーンとくるのかもしれません。
まとめ:テレビの壁掛け金具の取り付けは最低でも2人は必要!
かなりの重さがあるので、1人では絶対に無理な作業でした。
旦那さんに手伝ってもらったり、家族に手伝ってもらえるときに作業するようにしましょうね。
次は、これだけだと見た目が酷いので、裏側を板壁風にしていきます。
2 件のコメント
分かりました。次から2x4買う時は、レイザーラモンになりきります。
はい、よろしくお願いします!